やりたいことをやるために

日常の中でやりたいことは色々あると思いますが、身体というと土台がしっかりしていないと不調によってストップがかかり、やりたいことがやれずに足踏みすることになります。

出かけようと思っていたけど体調が悪くてずっと寝ていた、痛いところがあって何もやる気にならない、とにかく疲れが取れないなどなど、身体の不調による足踏みはかなり多くの方が経験することだと思います。

さてどうしようとなった時、とりあえず寝て翌日には回復しました、ならいいのですが、寝ても回復しない、改善の方向に向かわないものは何かしらの手を加えなくてはいけません。

ここでセルフケアを試す方は多いですが、不調を抱えている時というのは、自分の身体の感覚であるとか扱いが鈍くなっているので成果を出すのが割と難しいです。ここで100%の自力改善できる方は、早めに手を打てた方か、よほど身体の扱いが上手い方です。

自力で何ともならないものは他人の力を借りるしかありません。

いわゆる身体の不調を改善する方法は大きく分けて2つあります。治療と調整です。

治療は主に症状に対処します。治療者側に自分の身体を任せることで改善してもらいます。

調整は主に身体の状態を整えます。施術のほか、ボディワークなど何かしらの運動でやることが多いです。指導を受けたりはするものの、基本的には自分が動くことによって改善を図ります。

この2つはアプローチの違いなので、どちらが良い悪いなどの優劣はありません。自分の好きな方を選んでいいと思います。大事なのは身体を整え、それによって何でも普通にできるような身体にすることです。

とはいえ不調は絡まった糸のようなもので、絡まり始めなら解くのも簡単ですが、絡まり続けていくと解くのにも時間がかかりますし、絡まったせいで余分な問題が発生することもあります。腰痛を放置していたら痺れも出てきたとか、肩こりを放置していて頭痛も出てきたとかいうあたりです。

身体を整えることは定期的にやっていた方がいいですが、それでも不調なる時はなります。問題が発生した際に早めに対処すれば被害が小さくて済むのは身体以外のことでは当たり前のように言われていますが、身体のことになると放置してしまう方が多いように思います。

社会情勢、環境、生活習慣などの影響もあり、年々身体の不調を訴える人は増えているので、身体を整えるということの重要性は以前よりも増しています。

さらにいえば歳を取れば取るほど、若い時のように寝れば何の問題もなく元気になるとはいかなくなるので、身体を整えることはどんな人にも意味のあることです。

物事をスムーズに進めるには日頃の備えと早めの対処が必須なのはどの分野でも当てはまります。

自分の身体にも是非当てはめて、やりたいことはどんどんやっていってください。