自分で身体を整える
治療を受けている人でも、受けていない人でも、何もしなくても身体の調子が良い、悪くなっても自分で何とかできる、つまり自分で身体を整えるということを望む人は少なからずいると思います。
そういった方は何かしらのセルフケアやボディワークを実践する場に行ったり、身体に関するワークショップや個人指導を受けるなどするといいです。
ここで言う、自分で身体を整える、というのは治療的というよりはメンテナンス要素が強いです。不調を改善したいという明確な目的がある場合は少し遠回りになる場合もあるかもしれませんので、そこはご承知おきください。
話を戻します。
セルフケアやボディワークを実践する場というのは、家や公園でラジオ体操をするとかストレッチ教室、ヨガ教室、場合によっては武道の教室なども入ります。指導者の指導のもと、ひたすら実践することになりますが、実践すること自体に面白さもあるので、身体を動かすのが好きな方や、難しい話はいいからとにかく身体を整えたいという方におすすめです。
完全に自力というわけではないですが、動くのは自分ですから、治療のように受身ではない時点でそれは自力での調整です。
また、仮に自分で取り組むやる気が出なくても、実践する場に行ってしまえば、やってしまえば、身体が整うことで色んなことへのやる気が出てきた、調子もよくなった、やってよかった、という風になりますから、完全に1人でやるよりも上手くいきやすいです。興味が湧いたらやるというよりは、ルーティンワークのようにして毎回当たり前のように参加する、取り組むという風にすると、成果を出しやすいです。
ワークショップなどでセルフケアやボディワークを学ぶというのは、身体を整える以外に日頃の身体の状態や扱いのレベルアップなどに興味がある人におすすめです。
基本的にセルフケアやボディワークを学び、習得し、自分で時間を作って自己実践することが必要になります。学ぶ時は人の力を借りますが、実践に関しては人任せでなく完全に自分で、ということです。ここに抵抗を感じる場合は治療を受けるか、実践の場に行く方のをおすすめします。
実践の場に行くのとの違いは、セルフケアやボディワークの理解が深まり、より精度が高いものにしていけるということです。
そのセルフケアやボディワークを実践すると、身体にどんなことが起きているのか、なぜそのような変化が起こるのか、そこからどのようなことに影響していくのか、などということを知れることが多いです。とはいえワークショップ毎に内容や伝える深さは違うので、そこは内容を事前に確認したり、実際に行ってみて体験して確認してください。
ちなみにボディワークを実践することで不調や症状が悪化したり、実践することが身体の負担になる場合は集団での実践やワークショップではなく、個人指導を受けるか、自力でやる前に治療を受ける方がいいです。
自分で身体を整えるのはすごくいいことですし、1人でも多くの方が習慣としているといいなと思いますが、世の中には数百数千のセルフケアやボディワークがあるので、何をやったらいいのか選ぶのにも一苦労です。
私個人が今まで接してきた中で、1番おすすめなのはトータルコンディショニング(TC)というボディワークプログラムです。
動きやすくなり、呼吸しやすくなり、頭が冴えるこのボディワークは軽度の不調改善、メンテナンス、メンタルの安定、生産性の向上など、身体を整えることで色んな方面にいい効果があります。
やってみて、やり続けて損はないボディワークです。
また、トータルコンディショニングの実践の場として月に1度トータルコンディショニングウィークというものがあります。
オンラインで全国の方が集まり、皆でトータルコンディショニングを実践して、もれなく元気になっています。毎月の身体を整える機会として利用している方も沢山います。
私も一参加者として、時に講師として参加しています。
今月は11/14(月)〜18(金)での開催です。
是非どうぞ。おすすめです。