季節の変わり目と身体
季節の変わり目には気候が大きく変わります。
動物の毛が季節毎に生え変わって季節に応じたものになるように、人間の身体も季節に応じた身体になっています。
私個人の体験をお話しすると、少し前までは季節の変わり目ごとに風邪を引いていました。風邪を引いても薬は飲まず、大概は足湯をして一汗かいて経過させていましたが、不思議と風邪が経過した後は気候に自然と身体が慣れていました。
秋から冬にかけてが1番実感が強かったですが、同じ服装でも寒さの感じ方が違います。
春から夏の時も暑さによる身体のダルさが違ってきます。
身体としては、大きな気候の変化が続くと何となく徐々に力みが出てきて、それが風邪の経過とともに抜けて軽くなっていく感じです。
力みや軽さを感じていたのは体幹部、特に背中です。背中に軽さが出ると呼吸がしやすさが極端に変わるのですごく楽に過ごせていると感じていました。
急激に寒くなっても、暑くなってもその気温差に身体が対応するために身体が反応します。
寒くなればグッと縮こまるようにして身体の熱が逃げないようにし、暑くなれば身体を解放して熱を出ていきやすくします。
身体がしなやかに動き、気候に応じて縮こまったり、解放されたりが勝手に起これば季節の変わり目に不調で苦しむことはあまりないですし、寒くて震えたりとか、暑くてバテバテになったりということもそこまでなくなります(さすがに限度はありますが)。
その時々にピンポイントで治療やセルフケア、ボディワークをすれば比較的スルッとそこは通過できますが、普段から定期的に身体を整えているとこういう時に強いです。
身体を整えるのが当たり前になっていると、季節の変わり目のような大きな変化の際の自分の身体の変化には当然気づきますから、予防も早めに的確にできます。
日本には四季があって割と目まぐるしく気候が変わっていくので、そのたびごとに調整するよりは月1回くらいと決めてしまって定期的に整える方が実は効率が良かったりもします。
季節の変わり目に対応できるような身体の調整というのは背中が中心になると思いますが、あまり部分的なものではない方がいいです。気候の変化は全身で感じるものなので、身体全体のバランスを整えるのも結構大事だからです。
背中の調整ができて、それでいて全身のバランスをとりやすいもの、治療であれば当院の体芯矯正療法がおすすめです。
ボディワークならトータルコンディショニングがおすすめです。
11/14(月)〜11/18(金)まで、オンラインでトータルコンディショニングを実践する企画トータルコンディショニングウィークの11月編がスタートします。
季節の変わり目の身体を整えるのに最適です。
是非どうぞ。